忙しくて時間が取れない人のための中国語勉強の仕方。
「台湾中国語(台湾華語)の勉強の仕方ってどうするの?仕事が忙しくてなかなか時間ないんだけど。。。」
「勉強の仕方ってきっと様々ですよね。忙しい中で効率的に台湾中国語(台湾華語)を上達する方法って?」
頑張って台湾中国語(台湾華語)を始めても、毎日の忙しさから効率的に勉強をすることができず、なかなか長続きしない人は多いですね。忙しいのは仕事だけではなく、家族の世話や、その他の趣味、友人との交流など、人によって様々です。そんな中で、台湾中国語(台湾華語)の勉強のために机に向かおうとしても、なかなか時間がとれずに悩んでいる方も多いと思います。
でも、勉強の仕方次第で、忙しい中でも頑張って続けることができるんです!
家族の世話をしながらでも、
他の趣味をやりながらでも、
仕事のある平日でも、
勉強の仕方次第で、なんとか時間を確保して、台湾中国語(台湾華語)を上達させることは可能です。
今回は、そんな忙しい方々にむけた台湾中国語(台湾華語)の勉強の仕方をご紹介します。
忙しくて時間が取れない人のための中国語勉強の仕方。
◆通勤しながらリスニング力アップ
もしあなたが都心への電車通勤/通学であれば、そこは絶好のリスニング勉強の場となります。
スマートフォンなどのデータを入れておいて、イヤホンで聞くようにする勉強の仕方です。
そうすれば、
立っていても座っていても、
両手がふさがっていても、
目を閉じていても、
周りがうるさくても、
自分の世界に入り込んで台湾中国語(台湾華語)のリスニングに集中することができます。
特に都心の朝の満員電車の場合は、本を読むスペースさえもとれないことが多いです。
イヤホンを使ってのリスニングは、耳さえあればいいです。
何かを見る必要も何かを話す必要もありません。
このようなリスニングの勉強の仕方は、スピーキングの向上にもつながります。
台湾中国語(台湾華語)を話している人のフレーズ、単語、トーンを聞くことで、
その人を真似るように話すことができます。
ネイティブの話し方を真似することはスピーキングでは大切なことなんです。
この勉強の仕方での上達のポイントは、毎日違うモノを聞くのではなくて、
毎日同じモノを何回も何回も聞くことです。
何回も聞いて、耳に覚えさせるのです。
そうすると、いざ同じセリフを自分で話そうとするときに、自然と言葉となって流暢に口から出てくるはずです。
歌詞を覚えて自然と歌詞が口から出てくるのと似ています。
通勤や通学で電車を使う人は、このような勉強の仕方で移動時間を有効活用してみてくださいね。
◆ジョギングしながらスピーキング力アップ
健康管理のためにジョギングをする人はよくいます。
ジョギング中の彼らを見ていると、
前を見て一心に走る人、
イヤホンで音楽を聴きながら走る人、
など様々です。
何とかこのジョギングの時間をどうにかして有効に使えないものでしょうか。
私のおすすめする勉強の方法は、ジョギングしながら
スピーキングの練習をすることです。
ジョギングをする場所、時間帯によっては人があまりいないところを走れば、人にずっと聞かれることはありません。
ですので、あまり恥ずかしい思いをすることはありません。
でも、女性の夜ひとりジョギングには注意しましょうね。
イヤホンでリスニングの練習をしたらどうか、という意見もあるかと思います。
それはそれで時間を有効に使うのにいい方法のひとつです。
しかし、イヤホンをつけながら外を走ると、外部の音が聞こえず危ない
のと、イヤホンでのリスニングの練習は、先にもお話しましたとおり、通勤電車
の中でできるものです。
ですので、ジョギングの時間を有効の使う勉強の方法で、おすすめするのは、
どちらかというとスピーキングです。
では、一人で何を話せばいいの?と思いますよね。
◆インタビューを受けているのを想定して話す。
自分が有名人になったつもりで台湾中国語(台湾華語)でインタビューを受けていると想定してみて下さい。
司会者が「今日のゲストは台湾中国語(台湾華語)を勉強中の○○さんです。」
とあなたが司会者に迎えられ、次々と質問を受けます。
それをあなたが、応えていくわけです。
Q「なぜあなたは台湾中国語を勉強しようと思ったのですか。」
Q「初めて台湾に行ったときはどんな印象を持ちましたか。」
Q「勉強で一番苦労していることは何ですか。」
Q「休日はどんなことをしているんですか。」
質問はなんでもいいです。自分が答えやすい質問、スラスラ答えられる質問を選んでみましょう。
インタビュー形式の場合、言葉のキャッチボールと言うよりも答える側がずっと話し続ける場合の方が多いです。ですので、台湾中国語インタビューを想定することで、あなたはずっと答え続けるという状態をつくることができるのです。
また、同じようにお風呂の中でもできますよね。
要するに、一人で何か手持ちぶさたになるときに、
一人で中国語インタビューをしてみるといいんです。
◆付箋紙を部屋中に貼ってみる。
部屋にある家具や電化製品などに、付箋紙を貼って
そこに中国語とピンインを書いてみましょう。
たとえば、
「冰箱 bīngxiāng」と書いて付箋紙を貼って冷蔵庫に貼る、
「桌子 zhuōzi」と書いて付箋紙を貼ってテーブルに貼る、
「電腦 diànnǎo」と書いて付箋紙を貼ってパソコンに貼る、
ちなみに付箋紙は中国語で「便利貼 biànlìtiē」
こうすることで、自然に中国語の単語を目にすることになりますので、
頭の中に自然のその単語が入ってきます。
家の中にいるだけでOKな勉強の仕方です。
ちょうど台湾に長期滞在して、台湾の部屋で生活しているのと似た環境を
作れるようになります。
台湾に住んで、台湾現地で冷蔵庫、テーブル、パソコンを買うと、
それぞれの家具にメーカー名と商品名が載っていますよね。
留学生などはそういう単語を毎日自然と目にして覚えていたりするんですね。
だから、そういう環境を日本にいながらつくるために、付箋紙を貼ってみるんです。
もちろん、家具だけではなく、
壁 : 牆壁 qiángbì
窓 : 窗戶 chuānghù
床 : 地板 dìbǎn
クローゼット : 衣櫃 yīguì
などにも貼っておくのもいいですね。
このような勉強の仕方で習うよりも慣れることが、台湾中国語を上達させる秘訣なんです。
最初は付箋紙をつくって張るのが面倒くさいかもしれませんが、
一度はっておけば、毎日忙しくて机に向かう時間がなくても、これらの単語を自然と目にするようになり、効率的に覚えることができるようになりますね。
◆ノートとペンを持ち歩く。
人は20分後には、42%を忘れ、
1時間後には、56%を忘れ、
1日後には、74%を 忘れ、
1週間後には、77%を忘れ、
1ヶ月後には、79%を忘れてしまうそうです。
仕事にいくときでも、遊びに行くときでも中国語用のメモを持ち歩くようにしましょう。
すぐに取り出せるように小さめなメモ表を携帯して、たとえば、
「あ、これって中国語で何ていうんだろう。」というときにその単語を書き込んでおくのです。
または、台湾人の友達と遊びに行ったり、食事したりしたときなんかは必須ですね。
台湾人と話をしてところどころ知らない単語やフレーズが出てきた場合は、そのまま流してしまわないで、しっかりとメモ表に記録しておくことが大切ですね。
さっきの言葉の通り、人は20分後には、42%を忘れてしまうのですから。
最初のうちは面倒くさいと思うかもしれません。きっと思うでしょうね。
でも、継続は力なり(有志者事竟成 yǒu zhì zhě shì jìng chéng)です。
そして、思ったよりも自分が忘れていたことに気づくはずです。
メロディも日本語の勉強のときもやっていました。
小さなメモを持ち歩いて、分からない単語やフレーズがあるたびに
あとから見直してみると、「あ、こんな単語を書いていたんだ。」
と思うことがほとんどでした。
(今、そのノートを見返してみると、「おっちょこちょい」という単語がありました(笑)。
ちなみに「おっちょこちょい」は中国語で粗心 cūxīn)
そこで、「もう一度思い出して、覚える。」ということをやります。
このホームページやメルマガなどでも話していますが、
「覚える」⇒「忘れる」⇒「また覚える」
この作業の繰り返しで、人は単語やフレーズを徐々に体にしみ込ましていくんですよね。
◆根拠のない自信を持つ。
これは私の言葉ではありません。人材派遣会社EN-JAPANの広告からの言葉です。
成功=根拠のない自信+それを裏付ける努力
(EN-JAPAN広告より)
「根拠のない自信」とは、たとえば、
「台湾中国語(台湾華語)を習得して台湾で就職する。」
「台湾中国語(台湾華語)を習得して仕事でバリバリ使う。」
または、
「台湾中国語(台湾華語)を習得して中国語学校を作って、台湾にマンションを買う。」
など、人によって成功させたい夢は様々だと思います。
「台湾で就職できるほどの中国語力を身につけるには時間がかかりすぎる。」
「自分よりはるかに中国語が上手い同僚がいるから、自分に台湾事業の仕事をもらえるわけがない。」
「台湾にマンションを買うなんて、経済的にも不可能だ。」
とか、できない理由は一切無視してください。
まずはこれができたら最高だ、という夢だけを考えてみて下さい。
その夢に、「それを裏付ける努力」を注入していくんです。
夢を叶えるために何をするべきか、を考えていくんです。
台湾中国語(台湾華語)の勉強の仕方をどうしたらよいか、
勉強の仕方以外に、仕事面でどうしたらよいか、
など、「夢をかなえるための手段」を考えて実行していくんです。
「自分が持っているもの」から「できること」をやる、のではなくて、
「やりたいこと」をするために「必要なもの」を持つ、ということですね。
実はメロディも最初に持ったのは、「根拠のない自信」でした。
「大好きな日本で大好きな日本人の皆さんに中国語を教える仕事をする。」
何の根拠もありませんでした。
確かに言語学は勉強していましたが、
「日本語が上手く話せないのに、日本の人達に台湾中国語(台湾華語)を教えられるのか。」
「本当に生徒さんが集まってくれるのか。」
「日本ではみんな中国大陸の先生から学びたいと思っているんじゃないか。」
など。
でも、それらのマイナスを打ち消すために私なりの努力をしてきました。
まだまだ未熟な面はありますが、着実に前へ進んでいます。
みなさんの台湾中国語(台湾華語)学習も同じですね。
夢をかなえるためにマイナスを打ち消す努力をして、
是非夢をかなえましょうね。