台湾中国語の勉強を始める前に絶対に知るべき5つのコト。

台湾中国語(台湾華語)の勉強をあなたはどのようにやっていますか?市販の教材で勉強したり、教室に通ったり、台湾のドラマを見たり、歌を聴いたり、と人によって色々な方法で台湾中国語(台湾華語)の勉強をしていらっしゃるかと思います。

どの方法にしても、台湾中国語(台湾華語)を自分のものにするのは、英語などの他の外国語の勉強と同じように時間がかかるものです。残念ですが、「學習沒有捷徑(学問に近道は無し。)」というのはその通りで、台湾中国語(台湾華語)の勉強でも短期間で急激に実力があがるような近道や魔法はありません。

台湾中国語(台湾華語)の勉強で実力をあげるには、毎日コツコツと少しずつ勉強していく以外ないのです。「一日で身に付く!」とか「短期間で驚異的に上達!」などの語学教室や教材の広告がある場合がありますが、私、メロディは言語学の専門家として、少なくとも私の研究範囲ではそのような事実は確認できていません。台湾中国語(台湾華語)の勉強で上達させるには、私はやっぱり、台湾中国語(台湾華語)を好きになって毎日正しくコツコツと勉強することだと思っています。やっぱり継続していくことなんですね。

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絶対に知っておくべき5つのコトとは?

「継続する。」といってもそんなに簡単なことではありません。やる気があるときもあれば、ないときもあり、体調がよいときもあれば、悪いときもあるでしょう。そんなあなたがモチベーションを維持して、毎日楽しく正しくコツコツと継続して頂くために、絶対に知っておくべきことがあります。

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1.台湾中国語の勉強の目的を明確にする。


8f1b04e24aca6eee8fcb73b4d0c3ed78_mなぜあなたは台湾中国語を勉強するのでしょうか。くだらない質問と思うかもしれませんが、その目的を明確にすることは大切だと思うんですよ。

目的を明確にすることで、具体的には2つの効果があります。
一つ目として、台湾中国語習得の過程で困難に直面したときに、諦めずに続ける力をつけることができます。あなたがこれから台湾中国語の勉強進めていく中で、何回も同じ単語やフレーズを覚えては忘れてしまう、あれほどリスニングの訓練をしたのに、未だに台湾ドラマのセリフが聞き取れない、何週間も前から中国語検定試験の準備をしていたのに、全く良い点数が取れなかった、など、なかなか自分の思い通りにいかないことがあるでしょう。

そんなときに、最初にしっかりとした目的を明確にしておくと、「こんなところでくじけてはいけない。」と自分に言い聞かせることができます。

二つ目として、勉強の目的することでモチベーションが上がります。「将来こうなりたい。」と考える自分の姿を頭のなかで思い浮かべることによって、「絶対に台湾中国語を習得してやろう。」という気持ちになると思います。自分が、台湾人とペラペラ会話している様子を頭の中に思い浮かべて、ニヤニヤしているのです。それがモチベーションの大きな源になります。

メロディも日本語を勉強するときは、自分の勉強の目的を明確にしました。
私の日本語習得の目的は、「日本が大好きで、日本ドラマを中国語の字幕なしで観れるようになりたい。」
そして「多くの日本人の友達を作って、彼らと流暢な日本語で会話できるようになりたい。」というものでした。

これらの目的があったために、私は日本語能力試験の1級に何回か落ちた時にも自分を励まして、決してあきらめませんでした。そして、やっと日本語能力試験1級に合格することができたのです。

このようにして、台湾中国語の勉強を始める前に、その目的を明確にすることでモチベーションを維持し、勉強を続けていくことができるようになります。

2010年3月日本 309

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2.正しい教材を使い、正しい教室で勉強する。


日本の本屋さんにはとても多くの中国語の教材が置いてあります。本当にたくさんありますよね。
私は日本で販売されているすべての中国語の教材に目を通した訳ではありませんが、それでもいくつか「とても良い教材」と「あまりよくない教材」があるのがわかりました。

台湾中国語勉強するあなたにとって大切な事は、自分にとってしっかりと身に付く教材を見極めて、その教材で勉強することです。台湾中国語の勉強を始めたばかりの人は、なかなか「良い教材」と「悪い教材」の見極めをすることが難しいかもしれませんので、注意が必要ですね。

私がお薦めする方法は、アマゾンなどのインターネットサイトでその本の評判を見て判断することです。良い教材を買わなければ、時間もお金も無駄にしてしまうことになりますので細心の注意が必要です。同じ要領で、正しい教室に通うことも同じことですね。

台湾中国語の教材も講師も、あなたが目標に向かって正しく進む『道案内役』でなければいけません。特にあなたが中国語学習の初心者であった場合は、間違った路線で勉強してしまうかもしれません。それを正しい路線に直してくれる教材や講師を選ぶことが、非常に大切なことなのです。

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3.中国語の検定試験(TOCFL、中検、TECC、HSK)を受けてみる。


中国語検定試験(TOCFL、中検、TECC、HSK)を受験することで、あなたの現在の実力が分かり、今後、リスニングやリーディングなど、どこが自分の弱点なのか、が分かるようになります。ここで気をつけなくてはならない事は、試験で良い点数を取ること自体を目的としてしまわないことです。

中国語検定試験は、あなたの今の実力を図り、今後どのように勉強をしていくべきかを知らせてくれるひとつの手段です。中国語の実力は試験の点数や合格/不合格で判断することはできません。学校や会社で中国語検定試験の点数を求められている場合は仕方ない事かもしれませんが、試験主体の勉強になってしまうのはよくありません。おそらく、あなたの台湾中国語の勉強の目的は、台湾人と会話することであって、答案用紙と会話することではないと思います。試験マシーンにならないようにしましょうね。

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4.日台交流のイベントに参加する。


インターネットやソーシャルメディアなどから、日本人と台湾人の交流イベントの情報がいくつか検索できます。そういった交流会に積極的に参加して、台湾好きの人たちや台湾人とのネットワークを作りましょう。

メロディは、台南の台湾国立成功大学に在学していた時、日本人大学生との交流会に参加しました。このイベントは、私によって今でも楽しかったとてもいい思い出です。これをきっかけに何人かの日本人と初めて友達となり、今の私があるのだと思っています。それでも、人見知りの人たちなど(メロディも結構人見知りです。)は、参加するのにも勇気がいるかと思いますが、できる範囲でこのような交流会に参加してみてはどうでしょうか。

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5.実際に台湾へ遊びに行く。


時間とお金が許せば、実際に台湾へ行って台湾文化に触れ、多くの台湾人と話をしてみることが一番です。楽しいばかりではなく、台湾中国語の勉強に対するモチベーションも上がります。たとえば、台湾の夜市などでお店の人と直接話をしたり、台湾の歴史のある建物を訪問したりして、台湾独自の文化に触れることができます。そうすることで、最近怠けていた台湾中国語の勉強にまたやる気が出たり、実際に台湾人と話をすることで、いくつかの表現や言葉を覚えたりすることになります。

ずっと日本にいて、台湾人の友達がいなくて、中国語を使う機会がなければ、モチベーションも下がり、台湾中国語の勉強から遠ざかってしまうのは当然の事でしょうね。そんなときはお金と時間が許せば、実際に台湾に行ってモチベーションを上げくじけることなく勉強を続けていくことができるはずです。

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まとめ


台湾中国語の勉強を始めるなら、それをマスターできるぐらいまで途中で諦めず頑張ってほしいとメロディは思っています。そのためにも勉強をする前に、あなたに絶対に知っておいてもらいたい5つのことは以下の通りです。

赤やじるし1.台湾中国語の勉強の目的を明確にする。
赤やじるし2.中国語の検定試験(TOCFL、中検、TECC、HSK)を受けてみる。
赤やじるし3.正しい教材を使い正しい教室で勉強する。
赤やじるし4.日台交流のイベントに参加する。
赤やじるし5.実際に台湾へ遊びに行く。

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